中学受験をしない小学生にとって、夏期講習が必要かどうか悩む保護者の方も多いでしょう。
結論から言うと、中学受験をしなくても夏期講習に通うメリットは十分にあります。長い夏休みは、学習習慣を身につけたり、1学期の総復習をしたりする絶好の機会です。
本記事では、受験しない小学生が夏期講習に通うメリットやデメリット、費用相場、選び方などを詳しく解説します。お子さんにぴったりの塾を見つけて、充実した夏休みを過ごしましょう。
- 中学受験しない小学生に塾は必要?
- 中学受験しない小学生には補習塾がおすすめ
- 中学受験しない小学生が夏期講習に通うメリット
- 学習習慣の定着と基礎学力の向上
- 1学期の総復習と苦手科目の克服
- 2学期の先取り学習による自信の獲得
- 中学受験しない小学生が夏期講習に通うデメリット
- 費用や送迎など保護者の負担増加
- 遊びや習い事など他の活動時間の減少
- 【学年別】受験しない小学生の夏期講習の学習内容
- 小学1・2・3年生(低学年)の学習内容
- 小学4・5・6年生(高学年)の学習内容
- 中学受験しない小学生向け夏期講習の費用相場
- 個別指導塾の夏期講習費用相場
- 集団指導塾の夏期講習費用相場
- 中学受験しない小学生にあった夏期講習の選び方
- 目的(補習・先取り)にあった指導内容の確認
- お子さんの性格にあった指導形式の選択
- 通いやすい立地とスケジュールの柔軟性
- わかりやすい教材・雰囲気があう塾を選ぼう
- 成績アップの実績がある塾を選ぼう
- 塾の夏期講習以外の選択肢も確認しておこう
- 中学受験しない小学生におすすめの夏期講習10選
- 個別教室のトライ
- 個別指導なら森塾
- 東京個別指導学院(ベネッセグループ)
- 個別指導塾 トライプラス
- 個別指導Axis(アクシス)
- 個別指導 スクールIE
- 個別指導学院フリーステップ
- 個別指導の明光義塾
- ITTO個別指導学院
- ナビ個別指導学院
- 中学受験しない小学生の夏期講習に関するよくある質問
- 夏期講習だけの参加でも効果はある?
- 夏期講習を休んだ場合の振替授業はある?
- 夏期講習はいつから申し込めばいい?
- 塾の夏期講習で学習習慣の定着や苦手分野の克服を目指そう!
中学受験しない小学生に塾は必要?
「中学受験をしないなら、小学生のうちから塾に通う必要はないのでは?」と考える方もいるでしょう。
文部科学省の「令和5年度子供の学習費調査」によると、公立小学校に通うお子さんの約6.5割が学習塾費を0円と回答しています。
しかし、小学校高学年になると学習内容が急激に難しくなるため、学校の授業だけでは理解が追いつかなくなるケースも少なくありません。
中学受験をしない場合でも、基礎学力の定着や学習習慣の形成を目的として、塾に通うことは非常に有効です。
中学受験しない小学生には補習塾がおすすめ
中学受験をしない小学生が塾を選ぶ際は、学校の授業のフォローを中心におこなう「補習塾」がおすすめです。
補習塾では、学校の進度に合わせて基礎から丁寧に指導してくれるため、勉強に苦手意識を持つお子さんでも無理なく学習を進められます。
また、学習習慣を身につけるためのサポートも充実しており、中学校入学後の学習にスムーズに移行できるというメリットもあります。
中学受験しない小学生が夏期講習に通うメリット
中学受験しない小学生が夏期講習に通うことには、多くのメリットがあります。
ここでは大きく3つのメリットを紹介します。
学習習慣の定着と基礎学力の向上
結論として、夏期講習は学習習慣を定着させ、基礎学力を向上させるのに最適です。夏休みは学校がないため、どうしても生活リズムが崩れがちになります。
しかし、夏期講習に通うことで「決まった時間に勉強する」という習慣を維持できます。たとえば、午前中に講習の授業を受け、午後は宿題や自習に取り組むといったリズムを作ることで、無理なく基礎学力を固めることが可能です。
1学期の総復習と苦手科目の克服
夏期講習を利用することで、1学期の総復習と苦手科目の克服が効率よくおこなえます。
学校の授業が進まない夏休みは、これまでの学習内容を振り返る絶好のチャンス。算数の図形や国語の読解など、つまずきやすいポイントを集中して復習できます。
「算数が苦手」というお子さんも、夏期講習で基礎からやり直すことで、2学期からの授業に余裕を持って臨めるようになります。
2学期の先取り学習による自信の獲得
夏期講習では復習だけでなく、2学期の先取り学習ができる点も大きなメリットです。事前に少し先の単元に触れておくことで、学校の授業が始まったときに「これ、知っている!」という自信につながります。
たとえば、2学期に習う漢字や算数の新しい計算方法を夏休みのうちに予習しておけば、学校の授業で積極的に手を挙げられるようになるでしょう。
中学受験しない小学生が夏期講習に通うデメリット
メリットが多い一方で、いくつか気をつけたいデメリットもあります。
事前に把握して対策を考えておきましょう。
費用や送迎など保護者の負担増加
夏期講習に通うことで、費用や送迎といった保護者の負担が増える点はデメリットと言えます。塾によっては数万円の講習費用がかかるほか、交通費も必要です。
また、共働き家庭の場合、日中の送迎スケジュールを調整するのが難しいケースもあるでしょう。自宅から近い塾を選んだり、オンライン授業を活用したりすることで、送迎の負担を減らすことができます。
遊びや習い事など他の活動時間の減少
夏期講習に時間を取られることで、夏休みならではの遊びや他の習い事の時間が減ってしまう可能性があります。
せっかくの長期休みなので、家族旅行やキャンプ、スポーツなど、勉強以外の経験も大切にしたいところ。講習のスケジュールを詰め込みすぎず、午前中だけ塾に行き、午後は自由に過ごすなど、勉強と遊びのメリハリをつけることが重要です。
【学年別】受験しない小学生の夏期講習の学習内容
学年によって、夏期講習で重点的に学ぶ内容は異なります。
ここでは低学年と高学年に分けて、具体的な学習内容を解説します。
小学1・2・3年生(低学年)の学習内容
低学年の夏期講習では、学習の楽しさを知り、机に向かう習慣をつけることが主な目的です。
国語ではひらがな・カタカナ・漢字の正しい書き取りや簡単な文章読解、算数では足し算・引き算・掛け算の基礎計算を反復練習します。
また、パズルや知育教材を使ったゲーム感覚の授業を取り入れている塾も多く、お子さんが飽きずに楽しく学べる工夫がされています。
小学4・5・6年生(高学年)の学習内容
高学年になると学習内容が難しくなるため、苦手科目の克服と中学校に向けた基礎固めが中心になります。
算数では分数や割合、図形などつまずきやすい単元を重点的に復習。国語では長文読解や語彙力の強化をおこないます。
小学6年生の場合は、中学校の学習をスムーズにスタートできるよう、英語のアルファベットや基本単語の先取り学習を行う塾も増えてきます。
中学受験しない小学生向け夏期講習の費用相場
夏期講習を検討する際、気になるのが費用の相場です。指導形式によって金額が異なるため、予算にあわせて選びましょう。
【指導形式別の費用相場】
| 指導形式 | 費用相場(目安) | 特徴 |
|---|---|---|
| 個別指導 | 2万〜5万円程度 | 個別カリキュラム |
| 集団指導 | 1.5万〜3万円程度 | 決まったカリキュラム |
個別指導塾の夏期講習費用相場
個別指導塾の夏期講習の費用相場は、小学生の場合およそ20,000円〜50,000円程度です。お子さん一人ひとりの学力や目的にあわせてカリキュラムを組むため、受講するコマ数によって料金が大きく変動します。
たとえば「算数だけ苦手を克服したい」と1科目のみ受講する場合は費用を抑えられますが、複数科目をしっかり学ぶ場合は高額になる傾向があります。
集団指導塾の夏期講習費用相場
集団指導塾の夏期講習の費用相場は、およそ15,000円〜30,000円程度と、個別指導に比べてやや安価です。あらかじめ決められたカリキュラムに沿って複数人で授業を受けるため、1コマあたりの単価が抑えられています。
同じ目標を持つ友達と一緒に学ぶことでモチベーションが上がりやすい反面、わからないところをその場で質問しにくい場合もあるため、お子さんの性格にあっているか見極めが必要です。
中学受験しない小学生にあった夏期講習の選び方
数ある塾の中から、中学受験しないお子さんに最適な夏期講習を選ぶためのポイントを解説します。
目的(補習・先取り)にあった指導内容の確認
まずは、夏期講習に通う目的が「1学期の復習」なのか「2学期の先取り」なのかを明確にし、それにあった指導内容か確認しましょう。
基礎をしっかり固めたいなら復習中心のカリキュラム、学校の授業を有利に進めたいなら予習中心のカリキュラムが適しています。
入塾前の面談で、お子さんの現状の学力と目標を伝え、柔軟に対応してくれる塾を選ぶことが大切です。
お子さんの性格にあった指導形式の選択
塾には大きく分けて「個別指導」と「集団指導」があり、お子さんの性格にあった形式を選ぶことが重要です。
マイペースに学習を進めたい、わからないところをすぐに質問したいお子さんには個別指導が向いています。一方、周囲と競い合いながらモチベーションを高めたいお子さんには、集団指導がおすすめです。
通いやすい立地とスケジュールの柔軟性
夏休みの間、無理なく通い続けられる立地やスケジュールかどうかも重要なポイントです。自宅から遠いと送迎の負担が増え、通うこと自体がストレスになってしまいます。自転車や徒歩で安全に通える範囲が理想です。
また、急な体調不良や家族の予定が入った際に、授業の振替がしやすい柔軟なシステムがあるかも確認しておきましょう。
わかりやすい教材・雰囲気があう塾を選ぼう
塾で使用する教材が、お子さんのレベルにあっているかどうかも重要です。難しすぎる教材は学習意欲を低下させる原因になります。
また、塾の雰囲気や講師との相性も、学習効果を左右する大きな要因です。体験授業などに参加し、お子さんが「ここなら頑張れそう」と思える塾を選びましょう。
成績アップの実績がある塾を選ぼう
補習塾を選ぶ際でも、成績アップの実績は確認しておきたいポイントです。「定期テストの点数が上がった」「苦手科目を克服できた」といった具体的な実績がある塾は、指導力に優れている可能性が高いと言えます。
公式サイトやパンフレットなどで、これまでの実績をチェックしてみましょう。
塾の夏期講習以外の選択肢も確認しておこう
夏休みは、塾の夏期講習以外にも学習習慣を身につける方法はあります。
たとえば、家庭で市販の問題集に取り組んだり、オンライン学習サービスを利用したりするのも一つの手です。
大切なのは、お子さんの性格や家庭の状況にあわせて、無理なく続けられる学習方法を選ぶことです。
中学受験しない小学生におすすめの夏期講習10選
ここからは、中学受験をしない小学生におすすめの夏期講習を実施している塾を紹介します。
2026年の最新の開校日程やキャンペーン情報については、各塾の公式サイトで確認してください。
個別教室のトライ
個別教室のトライの夏期講習では、お子さんの目標にあわせた専用のカリキュラムを作成してくれます。苦手科目だけの対策や、学習習慣の定着を目的とした指導も可能です。
2026年の夏期講習の日程は6月、7月、8月のカレンダーから希望に合わせて選択できます。授業の前後や授業日以外も自習スペースを利用できるため、家では集中できないお子さんにもおすすめです。
個別指導なら森塾
個別指導なら森塾は、先生1人に生徒2人までの個別指導をおこなっています。
2026年の夏期講習は、A期からD期など複数の期間から希望の時間帯・日程を選択できるため、部活や習い事との両立もしやすいです。
個別指導でありながら授業料が比較的リーズナブルな点も魅力で、特定の条件を満たすと入塾金が免除されるキャンペーンを実施している場合もあります。
東京個別指導学院(ベネッセグループ)
東京個別指導学院(ベネッセグループ)は、目的や学年、予定にあわせて個別カリキュラムを作成してくれます。
夏休み期間中も通いやすい日程で受講できるため、旅行や帰省の予定があっても安心です。
講師や学習プランを相談しながら決められる個別指導なので、お子さんの性格にあったペースで無理なく学習を進められます。
個別指導塾 トライプラス
個別指導塾 トライプラスは、家庭教師のトライから生まれた個別指導塾。トライのノウハウを活かした質の高い指導で、基礎学力の定着から苦手克服まで幅広く対応してくれます。
映像授業と個別指導を組み合わせた学習スタイルで、効率よく学習を進められるのが特徴です。
個別指導Axis(アクシス)
個別指導Axis(アクシス)は、全国に展開する個別指導塾。お子さん一人ひとりの学習状況にあわせたカリキュラムで、学校の授業のフォローから定期テスト対策まで対応しています。
自習室が完備されており、授業がない日でも集中して学習に取り組む環境が整っています。
個別指導 スクールIE
個別指導 スクールIEは、独自の個性診断と学力診断を用いて、お子さんにぴったりのカリキュラムを作成してくれます。小学生は学習習慣づくりや苦手克服、中学準備など、目的に応じた指導を受けられます。
初めて受ける方向けにお試しパックが用意されていることもあるため、まずは体験してみるのがおすすめです。
個別指導学院フリーステップ
個別指導学院フリーステップは、点数アップと大学受験に強い個別指導塾ですが、小学生の基礎固めにも定評があります。
学習プランナーが目標達成に向けた学習計画を立て、進捗を管理してくれるため、計画的に学習を進めることができます。定期的な面談で学習状況を共有してくれるので、保護者も安心です。
個別指導の明光義塾
個別指導の明光義塾は、「考える力」を育む指導を大切にしている個別指導塾です。
生徒自身が考え、答えを導き出すプロセスを重視することで、本当の学力を身につけることができます。全国に教室があり、通いやすい立地にあるのも魅力の一つです。
ITTO個別指導学院
ITTO個別指導学院は、講師の質にこだわった個別指導塾。定期的な研修を受けた講師が、お子さんの性格や学習状況にあわせて丁寧に指導してくれます。
学習環境にも配慮されており、集中して学習に取り組める自習室が完備されています。
ナビ個別指導学院
ナビ個別指導学院は、「ほめる指導」で生徒のやる気を引き出す個別指導塾。小さなつまずきも見逃さず、丁寧に指導することで、勉強に対する苦手意識を克服します。
予習型の授業で学校の授業がわかるようになり、自信を持って学習に取り組めるようになります。
中学受験しない小学生の夏期講習に関するよくある質問
ここでは、夏期講習を検討する際によくある疑問をまとめました。
夏期講習だけの参加でも効果はある?
結論から言うと、夏期講習だけの参加でも十分に効果は期待できます。短い期間であっても、集中して学習に取り組むことで基礎学力が定着し、苦手科目の克服につながるからです。
ただし、講習で身につけた学習習慣を2学期以降も維持できるよう、家庭でのサポートも心がけましょう。
夏期講習を休んだ場合の振替授業はある?
振替授業の有無は塾によって異なります。個別指導塾の場合は、事前に連絡すれば別の日程に振り替えられるケースが一般的です。
集団指導塾の場合は、授業の録画を後日視聴できるサポートを用意しているところもあります。
急な予定変更や体調不良に備えて、入塾前に振替に関するルールを必ず確認しておきましょう。
夏期講習はいつから申し込めばいい?
夏期講習の申し込みは、一般的に5月下旬から6月頃にスタートします。人気の塾や時間帯は早めに定員が埋まってしまうことがあるため、6月中には情報を集めて申し込みを済ませるのがおすすめです。
早期申し込みでお得な割引キャンペーンを実施している塾もあるので、公式サイトをこまめにチェックしてみてください。
塾の夏期講習で学習習慣の定着や苦手分野の克服を目指そう!
中学受験をしない小学生でも、塾の夏期講習に通うことで学習習慣の定着や苦手分野の克服など、多くのメリットが得られます。
お子さんの性格や目的にあった塾を選び、充実した夏休みを過ごしましょう。気になった塾があれば、まずは資料請求や体験授業に申し込んでみてください。

