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暗記科目の勉強法|生成AIで作る問題集の活用方法【最短ルートで覚えるコツ】

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「歴史の年号が全然覚えられない」「英単語を何回書いてもすぐ忘れる…」

暗記科目に苦手意識を持っている中高生は多いはず。でも、その原因はあなたの記憶力ではなく、勉強のやり方にあるかもしれません。

既に、ChatGPTなどの生成AIを「自分専用の問題集」として使い始めている方もいるのではないでしょうか。ただ教科書を眺めるだけの「インプット学習」を卒業し、生成AIを駆使した「超効率的なアウトプット学習」に切り替えるだけで、暗記のスピードがアップします。

この記事では、生成AIを使って最短ルートで暗記を攻略する具体的なステップと、今日から使えるプロンプト例を紹介します。

暗記科目に生成AIを利用すると良い?

「暗記科目が苦手」「覚えるのが苦痛」という方も多いでしょう。

生成AIの力を借りれば、さまざまな工夫が可能になります。

ただ教科書を読むだけでは学習効率が悪い

教科書や参考書をぼーっと眺めたり、重要語句にマーカーを引いたりするだけの勉強。これはインプットに偏りすぎています。

また、ただ文字をなぞっているだけになり、文章を読んだものの頭に入っていないというケースもあるでしょう。

脳は「情報を入れた時」ではなく「情報を思い出そうとした時」に記憶を定着させる仕組みになっているため、読むだけの勉強は非常に効率が悪いのです。

記憶の定着にはアウトプットが重要

記憶を定着させるためには、学んだことを思い出してアウトプットすることが重要です。

とはいえ、テストを受ける機会は少なく、アウトプットが難しい方もいるでしょう。

生成AIを使えば、これまで作るのが面倒だった自分専用のテストを、一瞬で大量に作成できるようになりますよ。

生成AIを暗記科目の学習に役立てる方法

市販の問題集は、「すでに知っていること」まで出題されます。しかし生成AIなら、あなたの弱点だけに絞った問題集を作れます。

①覚えたい内容を生成AIに読み込ませる

やり方は簡単です。覚えたい範囲のテキストをコピーして貼り付けるか、スマホ版アプリで教科書のページを写真に撮ってアップロードし、「以下の内容を把握して」と伝えるだけです(※)。

※ あくまでも個人の学習目的としての解析に利用してください。そのほかの目的で教科書の写真をアップロードするのは著作権法違反になる可能性があります。

②難易度や出題形式を指定する

次に、「この内容から、中学生レベルの『一問一答』を10問作って」「重要なキーワードを伏せ字にした『穴埋め問題』にして」と指示します。

これだけで、一瞬でオリジナルの問題集が完成します。

③採点者の役割を与え、間違えた理由を解説してもらう

問題を解き終わったら、自分の解答を送信して採点してもらいましょう。

「なぜこの答えになるのか、身近な例え話で解説して」
と頼むことで、例え話と知識が結びつき記憶に定着しやすくなります。

【教科別】暗記に役立つAIプロンプトの例を紹介

ここからは、今すぐ使えるプロンプトを紹介していきます。教科ごとに生成AIの得意分野を使い分けましょう。

【英単語】例文とセットで英単語を覚えるためのプロンプト例

英単語は、語源などの背景や例文と一緒に覚えるのがコツです。

プロンプト例

「"essential"という単語の意味を、語源と覚えやすい例文と一緒に教えて。また、似た意味の"important"との違いも表にして。」

【歴史】出来事の因果関係をストーリー仕立てで覚える方法

歴史の学習においては、年号や事件の名前などの「点」ではなく前後の出来事を踏まえた「線(流れ)」を意識することが重要です。

プロンプト例

「明治維新が起きた理由を、当時の武士たちの気持ちを交えた短いストーリー形式で説明して。最後に重要な用語を3つクイズにして出して。」

【理科・漢字】紛らわしい用語の違いを比較表にしてもらう

理科や国語の漢字など、違いがわかりづらい用語(単語)を解説してもらいましょう。

プロンプト例

「『被子植物』と『裸子植物』の違いを、共通点と相違点がひと目でわかるように表形式で整理して。」

【定期テスト対策】テスト範囲から予想問題を生成させるテクニック

プロンプト例

「あなたは塾のベテラン講師です。以下の範囲から、定期テストに出やすい予想問題を5問、記述式で作成してください。」

[範囲のテキストを入力]

生成AIにベテラン講師という人格を与えることで、テスト範囲をもとに予想問題を生成させることができます。

生成AIを利用した復習方法

覚えたつもりなのにすぐ忘れてしまう理由として、復習のタイミングが不適切である可能性が挙げられます。

復習内容や復習するタイミングについても、生成AIを活用することができます。

再テストの実施を依頼する

人間は、新しい知識を覚えたとしても、すぐに忘れてしまいます。生成AIに「昨日のこの内容について、新たに3問出題してください」と毎日頼むだけで、記憶の定着率は向上します。

覚えた直後・1日後・1週間後と、定期的に確認することをおすすめします。

試験に向けた学習計画の作成を依頼する

生成AIに学習計画を作らせることも可能です。

「〇月〇日の試験に向けて復習スケジュールを立てて」と指示しましょう。

いつ、どの範囲を復習すべきか明確になります。

生成AIによるランダム出題のやり方

同じ問題集を繰り返すと「答えの場所」で覚えてしまうことがあります。

生成AIに「問題の順番をシャッフルして」「少し違う表現で出題して」などと頼むだけで、問題の形式から答えを推測することはできなくなり、純粋な学習が可能になります。

AIを活用した暗記の落とし穴と対策

生成AIは便利なツールですが、盲信は禁物です。

生成AIの回答には嘘が混ざっている場合がある

生成AIはもっともらしい「嘘(ハルシネーション)」をつくことがあります。

特に歴史の細かい年号や固有名詞は誤っていることもあるため、必ず最後に教科書で正しい内容を確認してください

生成AIの解説が複雑な場合がある

生成AIの解説が難しすぎるときは、「中学1年生でもわかるように、もっと短く説明して」などと指示し直しましょう。シンプルな理解こそが暗記の近道です。

【実践】今すぐ使える暗記用プロンプト集

【記述対策用プロンプト】

「この[用語]の意味を、20文字以内で誰にでもわかるように説明して。」

【語呂合わせ作成用プロンプト】
「[覚えたい単語A][B][C]の3つを、リズムが良くて面白い語呂合わせにして。意味も通るようにしてね。」

【自分が間違いを指摘する役割を担いたい場合のプロンプト例】

「あなたは○○な高校生です。[テーマ]について間違った解説を1つ書いてください。私はそれを先生として添削し、正解を教えます。」


ぜひ腕試しに使ってみてください。

生成AIの活用で楽しく暗記しよう

暗記科目の勉強は、生成AIをパートナーにすることで、インプットにかける時間を最小限にし、アウトプットに集中できるようになります。

自分で問題を作り、生成AIを攻略していくプロセスは、まるでゲームのレベル上げのような楽しさがあります。

そして、その過程で身につく「生成AIを上手に活用する力」は、今後の人生にも役立つでしょう。

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2026/03/10版
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中山 朋子
この記事を執筆した執筆者
中山 朋子
Ameba塾探し 執筆者

小さい頃からピアノ、書道、そろばん、テニス、英会話、塾と習い事の日々を送る。地方の高校から都内の大学に進学し、卒業後は出版社に勤務。ワーキングホリデーを利用して渡仏後、ILPGAに進学し、編集ライターの仕事をしながらPhonétiqueについて学ぶ。帰国後は広告代理店勤務を経て、再びメディア業界に。高校受験を控える子を持つ親として、「Ameba塾探し」では保護者目線の有益な情報をお届けする記事づくりを目指しています。