高校・大学受験の志望校は、偏差値や知名度だけでなく、将来やりたいこと、学べる内容、入試科目、校風、通学時間、学費などを比較して決めます。早い段階で候補を持つと、必要な受験対策を考えやすくなります。
この記事では、中学生や高校生が志望校を決めて受験勉強を始める一般的な時期や、志望校の決め方を解説します。後悔・失敗しないためのポイントも紹介しますので、志望校選びに悩んでいる方や保護者の方はぜひ参考にしてください。
- 志望校を決めるのはいつ?受験別の目安
- 【高校受験】中学3年生の夏から秋に候補を絞る
- 【大学受験】高校2年生までに候補を持つ
- 志望校を決める前にやっておきたい3つの準備
- 将来や進路の希望を整理する
- 自己分析や自分の得意科目と苦手科目を把握する
- 通学時間や学費などの条件を家族と確認する
- 志望校の決め方|選び方の基準とチェックポイント
- ①将来やりたいことからの学部・学科の絞り込み
- ②国公立と私立の違いを理解した上での選択
- ③偏差値や合格難易度からの絞り込み
- ④カリキュラムや取得可能な資格のチェック
- ⑤学校説明会やオープンキャンパスで設備や校風を体感する
- ⑥部活動やサークルなどの課外活動の調査
- ⑦進学や就職の実績の確認
- ⑧通学のしやすさや学費など経済的負担の把握
- ⑨志望校・進学先の自分自身による最終決定
- 第一志望と併せて考えたい併願校の決め方
- 難易度の異なる併願校を組み合わせる
- 受験日程や入学手続きスケジュールの確認
- 志望校を決める際に注意すべきポイント
- 志望校をひとつだけに絞ることの危険性
- 偏差値だけを基準にした志望校選び
- 友だちと同じ高校・大学を選ぶことのリスク
- 志望校のイメージや知名度だけでの選択
- 親や先生の意見のみに従うことの落とし穴
- 志望校の決め方に迷ったら?決まらない時の対処法と情報収集
- とりあえずの目標校や仮の志望校の設定
- 学校説明会・体験入学・オープンキャンパスへの参加
- 知り合いや先輩からのリアルな体験談の収集
- 親や学校・塾の講師からの情報収集
- 志望校が決まった後にすべき3つのアクション
- 受験科目と試験日程の確認
- 勉強計画の立案と受験対策の開始
- モチベーションを保つための工夫
- 志望校の候補を決めて必要な受験対策を始めよう
志望校を決めるのはいつ?受験別の目安
志望校を決める時期や準備の進め方は、高校受験と大学受験で異なります。ここからは、それぞれの違いを分けて紹介します。
【高校受験】中学3年生の夏から秋に候補を絞る
中学生の場合、志望校は中学3年生の進路面談や模試結果を踏まえて決める人が多い傾向にあります。最終的な受験先を3年生の12月ごろに決定する人も少なくありません。
しかし、受験対策や学校説明会・体験入学への参加も考慮すると、中学3年生の夏から秋に候補を絞ると学校別の対策を進めやすくなります。
また、私立高校の受験日は公立高校よりも早い傾向にあるため、対策期間を含めて余裕を持って決めておくことが大切です。
Ameba塾探しが実施したアンケートでは、高校受験の勉強を中学3年生から始めた回答がもっとも多い結果となりました。
【高校受験の勉強を始めたタイミング】
| 時期 | 割合(%) |
|---|---|
| 中学校に上がる前から | 2.7 |
| 中学1年生から | 10.2 |
| 中学2年生から | 32.2 |
| 中学3年生から | 54.9 |
【大学受験】高校2年生までに候補を持つ
大学の志望校は、高校2年生までに候補を持ち、高校3年生で模試結果や入試方式を確認しながら受験校を調整する方法があります。
3年生までに進路の方向性をある程度定めておくことで、受験に向けた具体的な対策がしやすくなります。志望校が決まれば、試験科目も絞れるため、効率的な学習計画が立てやすくなり、モチベーションの維持にもつながります。
途中で志望校を変更することも可能なため、志望校の偏差値の範囲や文系か、それとも理系かなど、ある程度でも絞っておくとよいでしょう。目標が定まっているほうが日々の勉強にもメリハリがつきます。
Ameba塾探しが実施したアンケートによると、大学受験の勉強を高校2年生から始めた回答がもっとも多い傾向にあることがわかります。
【大学受験の勉強を始めたタイミング】
| 時期 | 割合(%) |
|---|---|
| 中学2年生より前から | 0.9 |
| 中学3年生から | 1.4 |
| 高校1年生から | 22.7 |
| 高校2年生から | 40.0 |
| 高校3年生から | 35.0 |
志望校を決める前にやっておきたい3つの準備
志望校を決める前にやっておきたいことは、次の3つです。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
将来や進路の希望を整理する
志望校を決める前に、「自分が将来どんなことをしたいのか」を考えてみましょう。夢や目標が明確になると、適した学部・学科も明確になるため、志望校が選びやすくなります。
具体的な夢や目標がない場合は、自分の興味や関心のある分野に目を向けるとよいでしょう。興味の範囲から志望校に求める学科やコースを絞り込めます。
自己分析や自分の得意科目と苦手科目を把握する
将来の夢や目標が明確にならない場合は、日ごろから自己分析や学力を把握しておくことが大切です。自分の得意科目や苦手科目、興味のある分野、将来やってみたいことなどを定期的に見直すことで、進路選択の精度が高まることが期待できます。
模試や定期テストの結果を分析し、自分の現在の学力を客観的に把握することも重要です。同じ受験科目や分野の大学でも、合格の難易度は大学によって異なります。
事前に自分の得意分野や偏差値を把握しておけば、適した難易度の大学を絞り込め、スムーズに受験勉強を始められるでしょう。
通学時間や学費などの条件を家族と確認する
進路決定では、家族の協力が重要になることもあります。とくに中学生は生活面や経済面で親に頼らざるを得ないケースも少なくありません。家族と定期的に話し合いの機会をもつことで、進路に対する理解を得られ、積極的に協力してくれるでしょう。
また、学校や塾の先生は、学力や日ごろの学校生活のなかから、自分に適した進路のアドバイスをくれる存在です。自分では気づきにくい強みを教えてもらえ、視野や選択肢の幅が広がることがあるかもしれません。
自分ひとりで志望校を決めようとすると、過小評価により自分の可能性を狭めてしまったり、過大評価により現実味のない志望校を選んでしまったりすることもあります。
志望校を決めてから相談するのではなく、第三者の客観的な意見を取り入れつつ、志望校を決めるようにしましょう。
志望校の決め方|選び方の基準とチェックポイント
志望校の決め方の基準や、事前に調べておきたいチェックすべきポイントは、次に挙げる9つの点を参考にしてみてください。
①将来やりたいことからの学部・学科の絞り込み
「将来やりたいこと」は、志望校を決めるうえでの大きな基準になります。将来の夢や目指したい職業を基準にすれば、関連する学問を学べる学部・学科から、おおよその志望校を絞り込めるためです。
たとえば、教師を目指すなら教育学部、医療に興味があるなら看護学部や薬学部がある大学など、大まかな志望校を絞れます。
高校は、中学校とは異なり、普通科、専門学科、総合学科などに分かれます。学べる内容や進路の傾向が異なるため、志望校を選ぶときは学科の特徴も確認しましょう。
具体的な職業が決まっていない場合でも、「人の役に立ちたい」「海外と関わる仕事がしたい」といった漠然とした方向性でも構いません。自分の興味・関心について理解しておくと、志望校を決めやすくなります。
②国公立と私立の違いを理解した上での選択
国公立と私立の違いを理解しておくことは、志望校選びの重要な基準となります。国公立大学と私立大学を比較するときは、学費、入試方式、受験科目、通学のしやすさ、学びたい内容を確認しましょう。
◆国公立大学と私立大学を比較するときの確認項目
| 確認項目 | 国公立大学 | 私立大学 |
|---|---|---|
| 学費 | 授業料の標準額や大学ごとの金額を確認 | 大学・学部ごとの金額を確認 |
| 入試科目 | 大学・学部・入試方式ごとに確認 | 大学・学部・入試方式ごとに確認 |
| 学び・設備 | カリキュラム、研究内容、施設を確認 | カリキュラム、研究内容、施設を確認 |
それぞれの特徴や家庭の経済状況、自分の得意科目を考慮して、どちらが自分にあっているかを見極めましょう。
③偏差値や合格難易度からの絞り込み
自分の現時点での学力や今後の伸びを見据え、志望校の難易度を絞り込むと決めやすくなります。
自分の偏差値と比べて大きなズレがある志望校を選ぶと、難易度が高まり現実味が持てずに勉強に身が入らないこともあるため注意が必要です。とはいえ、難易度が高い志望校を選んではいけないわけではありません。
偏差値を基準に、無理なく合格できそうな「実力相応の志望校」、チャレンジとなる「難関の志望校」、前述の2つの志望校に合格しなかったときの「すべり止めの志望校」など、複数のレベルの志望校を想定しておくことが大切です。
ただし、偏差値はあくまでも目安のひとつです。同じ学科・学部やコースでも、学校によって出題傾向や科目配分が異なることもあるため、模試の判定だけに頼らず、過去問に目を通したり、入試制度を調べたりすることも重要です。
④カリキュラムや取得可能な資格のチェック
同じ学部や学科、コースでも、学校ごとにカリキュラムや授業の内容に大きな違いがあることも少なくありません。
たとえば、実習が多い学校や資格取得にフォーカスした学校などさまざまです。将来の進路や興味に沿った授業が受けられるかどうか、学校のカリキュラムを確認することは、充実した学校生活を送るうえで大切です。
カリキュラムや授業内容、取得可能な資格は、学校の公式サイトやパンフレット、授業計画をチェックしてみるとよいでしょう。何が学べるかが具体的にイメージできると、志望校を選びやすくなります。
⑤学校説明会やオープンキャンパスで設備や校風を体感する
高校では学校説明会や体験入学、大学ではオープンキャンパスが、実際の雰囲気を知る機会になります。教室をはじめ、図書館や実習室・実験室、食堂などの施設を見学できます。
在学生や教職員との交流の時間が設けられているケースも多く、学校生活のリアルな情報を得られる可能性が高い点も大きなメリットです。
校風や雰囲気が自分にあっているかどうかは、志望校を決める際の判断材料になります。パンフレットや公式サイトの情報だけではわからない空気感を知ることで、イメージがより具体的になるでしょう。
志望校を決定する前に複数の学校に足を運んで比較しておくと、自分にあった進学先を見つけやすくなります。
⑥部活動やサークルなどの課外活動の調査
高校生活や大学生活は、勉強だけでなく、部活動やサークル活動、課外活動も大きな魅力のひとつです。
高校なら、自分の興味のある部活の有無や、部活の実績を確認しておきましょう。大学なら、サークルや学生団体、ボランティア活動、インターンシップなど、自分の興味や関心にあった活動ができるかチェックしておきましょう。
高校で頑張っている部活をそのまま大学でも続けたいなら、サークルの活動状況をチェックしておくことをおすすめします。国際交流に関心がある人は留学生との交流イベントの有無などを確認しておくとよいでしょう。
部活やサークル、課外活動は、人脈や興味の幅を広げる機会にもつながるため、学校生活の充実度だけでなく、将来の選択にも影響するものです。事前に調べておくことで、進学後の学校生活をよりイメージしやすくなります。
⑦進学や就職の実績の確認
高校・大学卒業後の進路も、志望校を選ぶ際の重要な要素です。中学生の段階で、すでに進学したい大学が決まっているなら、該当する大学への進学実績を調べておきましょう。
高校生の段階で、希望する業界や職種が決まっているなら、大学の就職実績も調べておくことで、将来の目標に近づきやすくなります。自分の夢や目標に近づける環境や実績を見極めることは、後悔しない志望校選びの重要なポイントのひとつです。
⑧通学のしやすさや学費など経済的負担の把握
高校や大学を選ぶ際には、通学の利便性や経済的な負担についても現実的に考える必要があります。自宅から通える範囲かどうか、通学時間はどのくらいかなどをチェックしておきましょう。
たとえば大学の場合、自宅から遠いと実家を出て一人暮らしをする必要があるかもしれません。通学時間や経済的負担は、日々の生活に影響する重要なポイントです。
学費や入学金のほか、教材費や一人暮らしをする場合の生活費など、トータルでどれくらいの費用がかかるかを事前に確認しておきましょう。
奨学金や学費免除制度がある高校・大学もあるので、経済的な支援制度も併せて調べることをおすすめします。事前に経済的な見通しを立てておけば、安心して学業に専念できるでしょう。
⑨志望校・進学先の自分自身による最終決定
最終的な志望校の決定は、自分自身でおこないましょう。保護者や先生、友だちなど周囲のアドバイスを参考にすることは大切ですが、実際に通うのは自分自身です。
「自分で選んだ」と納得したうえで受験に臨むのと、「親・先生に言われて仕方なく選んだ」と思って受験に臨むのとでは、モチベーションに大きな差が生まれることもあります。
「自分で選んだ」という納得感は、困難にぶつかったときも前向きに乗り越える力になるでしょう。自分の気持ちや価値観を大切にし、主体的に進学先を選びましょう。
第一志望と併せて考えたい併願校の決め方
第一志望校だけでなく、併願校(滑り止め)を適切に選ぶことも受験戦略において非常に重要です。
入試本番では緊張や予期せぬトラブルで、本来の実力を発揮できないこともあります。自分の実力に見合った学校や、模試で合格可能性が高い学校も併願すると、第一志望校の試験へ落ち着いて臨みやすくなります。
併願校を選ぶ際は、以下のポイントを意識してバランスよく検討してみてください。
難易度の異なる併願校を組み合わせる
併願校は、模試結果や過去問との相性を踏まえ、難易度の異なる学校を組み合わせることが大切です。
模試で合格可能性が高い学校も候補に含めると、不合格が続くリスクを抑えられます。ただし、判定だけでなく、入学したい学校かどうかも確認しましょう。
複数のレベルの学校を組み合わせて、安心して受験期間を乗り切るための計画を立てておきましょう。
受験日程や入学手続きスケジュールの確認
併願校を決める際は、受験日程や入学手続きの締め切り日を必ず確認しましょう。複数の学校を受験する場合、試験日が連続してしまうと体力や集中力が持たず、実力を出し切れないことがあります。
また、第一志望校の合格発表前に、併願校の入学金納付期限が来てしまうケースも少なくありません。この場合、入学手続きとしてまとまった費用を支払う必要が生じるため、経済的な負担が増してしまいます。
試験日程が無理なく組めるか、また入学手続きのスケジュールが第一志望校の発表とどう連動しているかを事前にシミュレーションして決めることが重要です。
志望校を決める際に注意すべきポイント
ここでは、失敗・後悔しないための志望校の決め方や、注意すべきポイントを紹介します。
志望校をひとつだけに絞ることの危険性
志望校をひとつだけに絞り込んでしまうのは、リスクが高い選択肢です。どれだけ自信があっても、入試は当日のコンディションや出題傾向など予測できない要素により、受験が上手くいかないこともあります。
そのため、万が一に備えて複数の志望校をピックアップし、併願しておきましょう。第一志望校、実力相応校、合格可能性を確保する学校を組み合わせると、受験計画に幅を持たせられます。
複数の学校を比較検討することで、より精度高く自分にあった進学先を見つけやすくなる点もメリットのひとつです。
偏差値だけを基準にした志望校選び
偏差値は志望校選びの目安になりますが、偏差値だけで志望校を決めてしまうと後悔する可能性があります。
先述したとおり、学べる内容や校風、学生の雰囲気なども志望校選びでは重要な要素です。偏差値ばかりを気にしていると、自分の興味や将来の目標から離れた学部を選んでしまうかもしれません。
進学先を選ぶときは、在学中の学びや生活を具体的にイメージしておきましょう。偏差値が合致していても、興味や関心を持てる分野でなければモチベーションの維持が難しくなるでしょう。
志望校を選ぶ際は、偏差値だけでなくカリキュラムや卒業後の進路など、複数の基準を持って検討することが大切です。
友だちと同じ高校・大学を選ぶことのリスク
自分の興味・関心ではなく、「仲のよい友だちが進学するから」などの理由で志望校を決めると、後悔する可能性があります。
友だちが選んだ学校が自分に適しているとは限りません。入学後に学校生活に違和感を覚えたり、目標を見失ったりすることがあります。
高校・大学選びは、自分の人生を大きく左右する進路のひとつです。他人に頼らず、自立心を持ってしっかり考えたうえで判断しましょう。
志望校のイメージや知名度だけでの選択
「有名だから」「他人に自慢できるから」などの理由で志望校を選ぶ方法もおすすめしません。知名度が高くても、自分の学びたいことや学校の特色があっていなければ、進学後に後悔する可能性があります。
ブランド力に目を向けすぎると、自分の本当の希望や将来設計を見失ってしまうかもしれません。学校の知名度や社会的評価、卒業後の進路実績はひとつの判断材料に留めておきましょう。
カリキュラムやサポート体制、学校の雰囲気も同時に調べ、「自分の目標や将来にとって価値のある大学かどうか」を判断して選ぶことが大切です。
親や先生の意見のみに従うことの落とし穴
親や先生、塾の講師からの意見は進路選びの際のアドバイスになりますが、すべてを鵜呑みにするのではなく、複数の情報を見比べることが大切です。
周囲の意見に流されるまま学校を選ぶと、入学後に「自分のやりたいことと違った」と後悔することにもなりかねません。親世代の情報は、今と状況が異なることもあります。
意見は参考にしつつ、最終的な決定は自分の価値観や将来像に基づいておこなうことが大切です。
志望校の決め方に迷ったら?決まらない時の対処法と情報収集
志望校を決めるためには情報収集が大切です。志望校がなかなか決まらない場合や迷ったときは、以下の方法で行動してみましょう。
とりあえずの目標校や仮の志望校の設定
志望校がどうしても決まらない場合は、とりあえずの目標校や仮の志望校を設定してみましょう。明確な志望校がないまま勉強を続けると、モチベーションを維持するのが難しくなります。
「今の成績より少し高めの学校」や「家から通いやすい学校」など、直感や身近な基準で仮の目標を定めてみてください。仮の志望校が決まることで、必要な科目や偏差値の目安がわかり、日々の勉強にメリハリが生まれます。
勉強を進めたり情報収集をしたりする中で、本当に行きたい学校が見つかったら、途中で志望校を変更してもまったく問題ありません。
学校説明会・体験入学・オープンキャンパスへの参加
志望校選びに迷ったときは、オープンキャンパス・見学会に参加して実際に訪れることをおすすめします。オープンキャンパスや見学会は、学校の設備や授業、在学生の雰囲気などを直接体感できる機会です。
パンフレットや公式サイトではわからない、リアルな空気感や学校生活の様子を知ることができます。
実際の講義を体験できる模擬授業や、入試に関する説明会、個別相談の機会も用意されていることが多いので、ぜひ積極的に活用しましょう。
知り合いや先輩からのリアルな体験談の収集
実際に気になる高校や大学に通っている先輩や、卒業した知人から話を聞くのも有効です。SNSやインターネットの情報は、信ぴょう性に差があり、偏った意見が含まれることもあります。口コミや評判を参考にするなら、実体験をもとにしたものが有効です。
学部ごとの雰囲気や授業の難易度、就職活動の実情、サークルやアルバイトの話まで、インターネットやパンフレットでは得られない情報を得られることが期待できます。
先輩や卒業生は受験を経験しているため、受験対策の具体的なアドバイスがもらえることも期待できるでしょう。
親や学校・塾の講師からの情報収集
親や塾の講師といった身近な大人からの情報や意見も、志望校を考えるうえで参考になります。たとえば、親には経済的な支援をしてもらう可能性があるため、進学にかかる費用や生活面に関して相談するとよいでしょう。
一方、学校や塾の講師は、進学実績や受験内容の傾向、学校の特色など最新の情報を持っている場合が多く、学力や興味・関心に沿った志望校を提案してくれることが期待できます。
進学実績のある塾では、模試の結果や学習の進み具合を踏まえた現実的なアドバイスがもらえます。信頼できる人からの情報やアドバイスを、志望校を決める際の参考にしましょう。
志望校が決まった後にすべき3つのアクション
志望校が決まったら、以下に挙げる3つのことをしていきましょう。
受験科目と試験日程の確認
志望校が決まったら、最初にすべきことは受験科目と試験の日程の確認です。
高校や大学によって、必要な教科や配点が大きく異なるため、しっかりと把握しておかないと無駄な勉強をしてしまったり、対策が不十分になったりする可能性があります。
大学受験では、一般選抜のほか、学校推薦型選抜や総合型選抜など複数の方式があり、試験内容や時期が異なります。志望校を決める際は、最新の募集要項や公式サイトで入試方式と出題科目を確認しましょう。
勉強計画の立案と受験対策の開始
志望校が決まり、受験に必要な科目が定まったら、合格に向けて具体的な勉強計画を立てましょう。
まず、現在の自分の学力と志望校のレベルを比較して、足りない分野を洗い出します。いつまでに、どの科目・分野を、どの程度まで仕上げるのかという中長期のスケジュールを作成しましょう。模試や定期テストなども受けながら、進捗をこまめに確認・修正することも大切です。
面接がある場合は、面接対策も忘れずにおこないましょう。志望動機や自己PRをわかりやすくまとめたり、受け答えの練習をしたりして準備しておくことが大切です。
モチベーションを保つための工夫
受験勉強は早く始めたほうがよいですが、長期戦になると、モチベーションを保ち続けることが課題になることがあります。
受験日まで時間がある場合や、模擬試験や学力テストで思うような結果が得られないときにはモチベーションが下がることも少なくありません。
受験当日までモチベーションを保つため、以下の方法を取り入れて自分なりの工夫をしておくことが大切です。
たとえば、塾は勉強に集中できる環境が整っているうえ、同じ志望校を目指している仲間やライバルが見つけやすい環境です。
また、塾に通うことで、同じ時間に勉強する習慣が身につき、モチベーションに頼らず受験勉強に向き合えることも期待できます。
Ameba塾探しの口コミによると、ほかの生徒と高め合え、質問したりアドバイスをもらえたりできる環境に満足している生徒の口コミが投稿されています。自宅学習では得られない環境が整っている点は塾の大きなメリットといえるでしょう。
志望校の候補を決めて必要な受験対策を始めよう
志望校を決める時期は、受験区分、入試日程、現在の学力によって異なります。早めに候補を持つと、必要な科目や出題傾向を確認し、学習計画を立てやすくなります。
志望校を決める際には、自分の目標、興味・関心を基準にし、学力や授業内容などから絞り込みましょう。オープンキャンパスへの参加や、先輩や塾の講師などから得られる情報も志望校を決める際の重要な要素になります。
志望校選びに迷っている方は、ぜひ今回紹介した内容を参考にしてみてください。志望校を決めたあとは、試験科目や日程を確認し、合格までの勉強計画を立てて受験勉強に励みましょう。
【調査概要】
調査期間:2025年5月29日~2025年5月31
調査機関:自社調査対象:受験を経験し、合格した本人またはその保護者
有効回答数:300人
調査方法:インターネット調査
調査内容:受験勉強の開始時期・勉強時間・通塾時期に関するアンケート
