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高校受験の勉強は何からすればいい?中学生が最初にやることと教科別勉強法

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「高校受験の勉強を始めたいけれど、何から手をつければいいかわからない」と悩む中学生は少なくありません。

参考書を増やしたり、得意教科だけを長時間勉強したりする前に、志望校の入試制度と現在の苦手を確認することが大切です。

この記事では、中学生が受験勉強を始める手順や、時期別・教科別の勉強法、過去問や塾を活用するポイントを解説します。

  1. 高校受験の勉強は何からすればいい?最初の5ステップ
  2. ステップ1|志望校の候補と入試科目を調べる
  3. ステップ2|定期テストや模試を見直して苦手を確認する
  4. ステップ3|教科書と学校ワークで基礎を復習する
  5. ステップ4|入試日から逆算して月・週・日の計画を立てる
  6. ステップ5|勉強を始めやすい環境を整える
  7. 内申点と高校入試のルールを確認しよう
  8. 定期テストと日々の授業も大切にする
  9. 時期別|中学生の高校受験ロードマップ
  10. 中3の春から夏|英語・数学を中心に基礎を見直す
  11. 中3の夏休み|苦手単元を減らし、全教科を復習する
  12. 中3の秋から冬|入試形式の演習と志望校対策を進める
  13. 直前期|解き直しと得点戦略を確認する
  14. 教科別|高校受験に向けた勉強法
  15. 英語|単語・文法・読解をつなげる
  16. 数学|計算と基本例題からつまずきを探す
  17. 国語|根拠を本文から探す練習をする
  18. 理科|用語と現象・計算を結びつける
  19. 社会|流れ・位置・資料を関連づける
  20. 受験勉強を続けるための工夫
  21. 小さな課題から始める
  22. 勉強の記録をつける
  23. 保護者は結果だけでなく過程を確認する
  24. 高校受験で塾へ行くか迷ったときの判断基準
  25. 独学や通信教育が向いているケース
  26. 塾を利用する場合のポイント
  27. 中学生の受験勉強に関するよくある質問
  28. 受験勉強は現状把握と基礎復習から始めよう

高校受験の勉強は何からすればいい?最初の5ステップ

受験勉強は、難しい参考書から始める必要はありません。目標と現在地を確認し、基礎から順に取り組むことが大切です。

中学生が受験勉強を始める5ステップ
  • 志望校の候補と入試科目を調べる
  • 定期テストや模試を見直して苦手を確認する
  • 教科書と学校ワークで基礎を復習する
  • 入試日から逆算して計画を立てる
  • 勉強を始めやすい環境を整える

ステップ1|志望校の候補と入試科目を調べる

志望校が決まっていない場合は、通学時間、学科、校風、部活動、進路実績などから候補を挙げます。現時点の成績だけで決めず、学校説明会や公式サイトで高校生活を具体的に確認しましょう。

  • 部活動が盛んな学校
  • 制服が可愛い、校舎がきれいな学校
  • 大学進学実績が良い学校

候補ができたら、入試科目、学力検査と調査書の扱い、面接・作文・実技の有無を確認します。公立高校の選抜方法は都道府県や選抜区分で異なり、私立高校も学校ごとに条件が違います。

令和9年度(2027年度)の要項は、都道府県教育委員会と志望校の公式サイトで確認してください。発表前は前年度要項を参考にし、公開後に必ず更新点を見直します。

※参照:文部科学省「高等学校入学者選抜の改善等に関する状況調査(公立高等学校)」私立高校の入試制度は各学校の募集要項をご確認ください。

ステップ2|定期テストや模試を見直して苦手を確認する

直近の定期テスト、模試、学校ワークを見直し、教科ごとに失点理由を分けます。知識不足、解き方の理解不足、読み違い、計算ミス、時間不足など、原因によって対策は異なります。

まだ学習していない範囲を含む過去問を最初から1年分解いても、正確な診断にならないことがあります。早い時期は問題形式や科目構成の確認に使い、現在地は既習範囲のテストや模試で把握しましょう。

ステップ3|教科書と学校ワークで基礎を復習する

苦手がわかったら、該当単元の教科書、授業ノート、学校ワークへ戻ります。答えを覚えるのではなく、解き方や理由を説明できる状態を目指してください。

何周すればよいかは理解度によって異なります。回数を目標にせず、間違えた問題を印で管理し、自力で正解できるまで解き直しましょう。

ステップ4|入試日から逆算して月・週・日の計画を立てる

まず月ごとの目標を決め、週の教材と学習量、毎日の課題へ分けます。学校の授業、定期テスト、部活動、行事も予定に入れ、余裕のある計画にしましょう。

週末には、できた課題と残った課題を確認します。遅れたときは睡眠を削るのではなく、優先順位と学習量を調整してください。

ステップ5|勉強を始めやすい環境を整える

毎日同じ時刻に始める、机の上にその日に使う教材だけを置くなど、最初の行動を決めます。自宅で集中しにくい場合は、学校、図書館、塾の自習室なども検討しましょう。

  • 机の上を整理し、勉強に関係ないものを遠ざける
  • 「20時になったら机に座る」など、勉強開始のルールを決める

とくにスマートフォンは集中力を削ぐ原因になりやすいため、勉強中は通知を切る、別の部屋へ置く、利用制限の機能を使うなど、物理的に触れにくい状態を作ることが重要です。

内申点と高校入試のルールを確認しよう

公立高校入試では、学力検査だけでなく、調査書や評定が選考資料になる場合があります。ただし、対象学年や評価方法、比重は、都道府県や選抜方式によって異なります。

インターネット上のまとめだけで判断せず、都道府県教育委員会が公開する令和9年度入学者選抜の実施要項や案内を確認してください。担任や進路指導の先生にも相談し、自分が受ける選抜の条件を整理しましょう。

定期テストと日々の授業も大切にする

受験勉強を理由に学校の授業や提出物を後回しにすると、基礎の理解や評定に影響することがあります。

授業内容をその日のうちに復習し、定期テスト前だけに学習が偏らないようにしましょう。

時期別|中学生の高校受験ロードマップ

受験勉強の開始時期は、学力や志望校、地域の入試日によって調整してください。中学1・2年生なら、まず学校の学習を定着させることが受験準備になります。

ここでは、中学3年生が受験勉強をする際の年間の流れを紹介します。

中3の春から夏|英語・数学を中心に基礎を見直す

英語と数学は前の単元の理解が次の学習に影響しやすい教科です。定期テストや模試で間違えた単元から、中1・中2の内容を復習します。

ほかの教科を止める必要はありません。国語の漢字・語彙、理科・社会の学校進度にあわせた復習も少しずつ続けましょう。

中3の夏休み|苦手単元を減らし、全教科を復習する

まとまった時間を使い、既習範囲の弱点を優先して復習します。最初に確認テストをおこない、できる単元に時間をかけすぎないようにしましょう。

夏休み後半には、復習した範囲を時間を決めて解き、知識を使えるか確認します。模試を受けた場合は判定だけでなく、失点原因を分析してください。

中3の秋から冬|入試形式の演習と志望校対策を進める

基礎が定着した教科から、入試形式の問題や応用問題へ進みます。志望校や都道府県の過去問を使い、出題傾向、時間配分、目標点との差を確認しましょう。

過去問で間違えた問題は、解説を読むだけで終わらせず、関連する教科書や問題集へ戻って復習します。

直前期|解き直しと得点戦略を確認する

新しい教材を増やしすぎず、過去問や模試で間違えた問題を解き直します。試験時間にあわせて演習し、解く順番や見直し時間も決めましょう。

睡眠を削ると集中力へ影響します。起床・就寝時刻を本番にあわせ、体調管理を優先してください。

教科別|高校受験に向けた勉強法

受験勉強は、すべての教科に同じ時間を配分するのではなく、現在の学力や入試の配点、伸びしろを考えて優先順位を決めて取り組みましょう。

英語|単語・文法・読解をつなげる

教科書で学んだ単語と基本文を確認し、文法問題、短い英文、長文へ進みます。単語は意味だけでなく、発音や例文と一緒に確認すると文中で使いやすくなります。

長文で間違えた場合は、単語不足、文構造、設問の読み違いなど原因を分けましょう。リスニングや英作文が出題される場合は、入試形式にあわせて練習します。

数学|計算と基本例題からつまずきを探す

正負の数、文字式、方程式、関数、図形など、理解が曖昧な単元へ戻ります。答えが合ったかだけでなく、途中式と考え方を確認してください。

計算ミスは種類を記録すると対策しやすくなります。符号、移項、約分など、自分が繰り返すミスを意識して見直しましょう。

国語|根拠を本文から探す練習をする

漢字と語彙を継続して学び、説明文・小説・古文などの問題を解きます。読解問題では、答えの根拠になる文や表現に印をつけ、選択肢の違いを説明できるようにしましょう。

作文が出題される地域や学校では、条件、字数、構成を確認し、先生に添削を依頼すると改善点がわかります。

理科|用語と現象・計算を結びつける

用語だけを暗記せず、実験の目的、結果、理由を説明する練習をします。計算が必要な単元は、公式を覚えるだけでなく、単位や条件を確認して問題演習を重ねましょう。

社会|流れ・位置・資料を関連づける

歴史はできごとの前後関係、地理は場所と産業・気候、公民は制度と社会の動きを関連づけて学びます。地図、年表、統計資料を使う問題にも取り組みましょう。

受験勉強を続けるための工夫

日々のやる気には波があります。気分だけに頼らず、勉強を始めるきっかけと振り返りの仕組みを作りましょう。

小さな課題から始める

やる気が出ない日は、「英単語を10個確認する」「計算問題を2問解く」など、短時間で終わる課題から始めます。

勉強を始めても集中できない場合は、睡眠や体調を確認し、必要なら休養してください。

勉強の記録をつける

時間だけでなく、取り組んだ教材、できるようになったこと、残った疑問を記録します。週末に見直すと、次の計画を立てやすくなります。

保護者は結果だけでなく過程を確認する

点数だけを問い詰めるのではなく、学習場所、睡眠、教材、相談先など、続けやすい環境を一緒に整えます。本人の不安を聞き、必要に応じて学校や塾へ相談しましょう。

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高校受験で塾へ行くか迷ったときの判断基準

塾へ通うかどうかより、自分に不足している支援を補えるかが重要です。独学、通信教育、オンライン講座、個別指導、集団塾にはそれぞれ特徴があります。

塾の活用がおすすめな人
  • 一人だとサボってしまい、学習計画を続けにくい
  • 地元の志望校のデータや、最新の入試情報が欲しい
  • わからない問題があったとき、すぐに質問して解決したい

独学や通信教育が向いているケース

自分で計画を立て、わからない問題を学校の先生などへ質問できる場合は、独学や通信教育も選択肢です。教材を増やしすぎず、選んだ教材を復習して定着させましょう。

塾を利用する場合のポイント

上記の「塾の活用がおすすめな人」に当てはまり、塾を検討する場合は、まず体験授業に参加してみましょう。

指導形式や質問のしやすさ、自習環境、通学時間のほか、月額費用、教材費、入会金、季節講習費などの総額を確認し、複数の選択肢を比較することが大切です。

なお、塾へ通っても、授業を受けるだけでは学力は定着しません。必ず自分の力で解き直す「復習と問題演習の時間」も学習計画に組み込んでください。

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中学生の受験勉強に関するよくある質問

ここでは、中学生の受験勉強に関するよくある質問を紹介します。

受験勉強はいつから始めるべきですか?

中学3年生の春から本格的に始めるのが一般的です。ただし、苦手が多い教科は中学2年生のうちから復習しておくと安心です。

1日何時間くらい勉強すればよいですか?

時期によって異なりますが、平日は1〜3時間、休日は3〜5時間が目安です。時間だけでなく、決めた課題を終えられたかも確認しましょう。

中学生の受験勉強は最初に何をすればいい?

まず志望校候補の入試科目と選抜方法を確認し、直近の定期テストや模試から苦手な教科・単元を洗い出します。その後、教科書の例題や学校ワークで基礎を復習し、月・週・日の順に計画を具体化しましょう。

過去問はいつから始めればいい?

基礎が固まり、志望校の出題範囲を学習したあとに本格的に始めるのが基本です。早い時期に形式確認として見る場合は、未習範囲があることを踏まえて点数だけで判断しないでください。開始時期は地域の入試日程や学習状況にあわせます。

塾なしでも合格できますか?

学校の授業と家庭学習を計画的に進められれば、塾なしで合格を目指すことは可能です。不安がある場合は、学校の先生への相談や体験授業の活用も有効です。

受験勉強は現状把握と基礎復習から始めよう

何から始めるか迷ったら、志望校候補の入試制度を調べ、直近のテストや模試を見直してください。そのうえで、苦手単元を教科書と学校ワークで復習し、月・週・日の順に計画を立てましょう。

最初から長時間勉強したり、難しい問題集を増やしたりする必要はありません。今日取り組む教材と時間を決め、終わったら記録することから始めましょう。小さな実行と見直しを続けることが、志望校対策の土台になります。

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中山 朋子
この記事を執筆した執筆者
中山 朋子
アメ塾(Ameba塾探し) 執筆者

小さい頃からピアノ、書道、そろばん、テニス、英会話、塾と習い事の日々を送る。地方の高校から都内の大学に進学し、卒業後は出版社に勤務。ワーキングホリデーを利用して渡仏後、ILPGAに進学し、編集ライターの仕事をしながらPhonétiqueについて学ぶ。帰国後は広告代理店勤務を経て、再びメディア業界に。大学受験を控える子を持つ親として、「Ameba塾探し」では保護者目線の有益な情報をお届けする記事づくりを目指しています。