子どもが塾を無断欠席したとわかると、驚きや不安から強く叱りたくなることもあるでしょう。しかし、まずは子どもの居場所と安全を確認します。その後、塾へ連絡し、落ち着いて欠席の理由を聞きましょう。
塾の無断欠席がわかったら、子どもの安全確認、塾への連絡、理由の聞き取りの順で対応することが大切です。
本記事では、無断欠席がわかったときの対処法、振替授業や授業料の確認方法、子どもが塾へ行きたくないと感じる主な原因を解説します。欠席を繰り返さないための親子の話し合いや、学習環境を見直すポイントも紹介します。
- 子どもが塾を無断欠席したときの対処法は?保護者がすべきこと
- まず子どもの居場所と安全を確認して塾へ連絡する
- 感情的に怒らず子どもに無断欠席した理由を尋ねる
- 無断欠席分の振替対応や授業料の扱いを確認する
- 塾から連絡がなかった場合は出欠確認の方法を確認する
- 子どもが塾を無断欠席するのには理由がある
- 塾の授業形態や学力レベルが子どもにあっていない
- 講師との相性が悪い・塾での人間関係に悩みがある
- 部活などが忙しく塾との両立が難しい
- そもそも学習意欲がない
- 子どもが塾を無断欠席しないための対策を紹介
- 親子間でしっかりコミュニケーションをとる
- 欠席を早く把握できる連絡体制を確認する
- 転塾も視野に入れて学習環境を変える
- 子どもにあう通いやすい塾を「Ameba塾探し」で見つけよう
子どもが塾を無断欠席したときの対処法は?保護者がすべきこと
お子さんが塾を無断で欠席した場合、保護者は塾とお子さんの両方に対して適切な対応をすることが大切です。
ここからは、具体的な対処法を紹介します。
まず子どもの居場所と安全を確認して塾へ連絡する
塾から「お子さんが来ていません」と連絡を受けたら、まず子ども本人へ連絡し、居場所と安全を確認してください。
連絡がつかず居場所もわからない場合は、家族や立ち寄り先など心当たりを確認し、状況に応じて警察へ相談しましょう。
安全を確認できたら、塾へ連絡をもらったことへのお礼と欠席の謝罪を伝え、把握している事情を説明します。詳しい理由がまだわからない場合は、その旨を伝え、確認後にあらためて連絡しましょう。
塾によってはお子さんの出欠を入退室カードで管理しているケースもあります。そのような塾の場合、お子さんの入室連絡がアプリなどを通じて保護者に届きます。入室予定時刻を過ぎても通知が届かない場合は、子ども本人と塾の両方へ確認してください。
感情的に怒らず子どもに無断欠席した理由を尋ねる
無断欠席は望ましい行動ではありませんが、子どもなりの理由や背景がある可能性があります。無断欠席をしたお子さんを頭ごなしに叱るのではなく、まずは、お子さんの気持ちに寄り添いながら、どうして塾を休んだのか尋ねてみましょう。
とくにお子さんが小さいうちは、うまく言葉で言い表せないこともあります。塾に行きたくない理由をうまく説明できず、「塾があるのを忘れていた」と話す場合もあります。
感情的に話してしまうと、お子さんは自分の気持ちを整理することができず、本心を話しにくくなります。保護者は感情的にならず、お子さんの話を聞くことに徹しましょう。
無断欠席分の振替対応や授業料の扱いを確認する
無断欠席をしてしまった分の授業料や振替対応については、早めに塾の規定を確認しましょう。無断欠席や当日欠席の振替可否、授業料の扱いは塾によって異なります。
振替の申請期限や条件が定められている場合もあるため、契約書や教室の規定を確認しましょう。
費用や今後の学習計画にも関わるため、謝罪の連絡を入れる際に、あわせて振替の有無や今後の対応について確認しておくのがおすすめです。
塾から連絡がなかった場合は出欠確認の方法を確認する
欠席しても塾から連絡がない場合は、出欠確認と保護者への連絡方法を教室へ確認しましょう。
出欠管理の方法や連絡基準は塾によって異なるため、連絡がなかったことだけで対応に問題があるとは限りません。教室の対応が希望する連絡方法や安全管理の水準にあっているか、説明を聞いて判断してください。
連絡体制を確認しても不安が残る場合は、ほかの教室との比較も選択肢になります。指導内容や通いやすさも含めて合わないと感じた場合は、転塾を検討しましょう。
塾選びで失敗しないためにも、下記の記事もぜひご一読ください。
子どもが塾を無断欠席するのには理由がある
子どもの無断欠席には、学習面や人間関係、生活時間などの背景が考えられます。保護者が驚いたり腹立たしく感じたりしても、まずは落ち着いて理由を聞きましょう。
ここから主な理由を紹介します。子どもの状況と照らし合わせて確認してください。
塾の授業形態や学力レベルが子どもにあっていない
塾の授業形態や学力レベルが子どもにあっていないと、塾に行く理由や目的を失ってしまいます。通塾そのものが負担となり、休みたい気持ちが出てきます。
また、ほかの生徒や講師との相性など、塾があわない理由はさまざまです。塾によっては、模試や成績によるクラス替えがストレスの一因になることもあります。
まずは、お子さんに塾があわない理由をしっかりと聞き、お子さんの性格や学力、目的にあった塾なのか、今一度確認しましょう。
講師との相性が悪い・塾での人間関係に悩みがある
塾の授業内容や部活の忙しさだけでなく、塾内の人間関係が無断欠席の背景にある場合もあります。
たとえば、「担当の先生が厳しすぎて怖い」「質問しづらい雰囲気がある」といった講師との相性の問題があります。また、「同じクラスに苦手な生徒がいる」といった生徒同士のトラブルが背景にあることも少なくありません。
子どもにとって塾が居心地の悪い場所になってしまうと、自然と足が遠のいてしまいます。こうした場合、塾側に相談して担当講師やクラスを変更してもらうことで解決できることがあります。
部活などが忙しく塾との両立が難しい
中学生・高校生になると部活や学校行事などが忙しくなり、塾との両立を困難に感じるお子さんもいます。
無理に両立を目指すと過密スケジュールになってしまうため、お子さんの自由な時間も心の余裕もなくなりがちです。
それが理由でストレス過多になったり、体調を崩してしまったりすることがあります。とくに部活との両立が困難になる理由として、主に以下のことが挙げられます。
部活は大会前になると練習時間が増えることがあり、そのぶん身体への負担が大きくなって疲れがたまります。肉体的な疲労から、塾へ行きたくないと感じやすくなります。
また、通塾すると塾でも宿題が出るので、学校の宿題とあわせて日々こなさなければなりません。部活動が忙しい時期に、学校と塾の宿題を両方こなすことが負担になる場合もあります。そのため、勉強時間が深夜までおよぶケースもあります。
部活動と塾の両立を目指す場合は、お子さんのスケジュールを確認しましょう。部活後の塾が負担になっているのなら、通塾日時の変更を視野に入れて、無理のないスケジュールを組みましょう。
また、通塾に時間がかかる場合、塾への往復が、部活や学業などで疲れているお子さんのさらなる負担となっていることがあります。お子さんの状況に応じて、通塾時間のかからないオンライン塾も選択肢に入れましょう。
そもそも学習意欲がない
学習意欲が低く、通塾の目的を本人が納得できていない場合は、欠席につながることがあります。勉強が嫌い、保護者の意思で塾に通わせている、といった場合は、とくに注意が必要です。
塾に行く理由を見出せていないため、お子さんは「塾に行く必要がない」と思ってしまいます。そうならないためにも、お子さん自身が「この塾で学びたい」と思う塾を選ぶことが大切です。
子どもが塾を無断欠席しないための対策を紹介
お子さんが塾を無断欠席してしまった場合、お子さんに寄り添って原因を探り、再発しないように取り組むことが大切です。
ここからは、塾を無断欠席しないための対策について紹介していきます。
親子間でしっかりコミュニケーションをとる
親子間でこまめにコミュニケーションをとることで、お子さんの現在の状況を把握でき、お子さんの気持ちを理解しやすくなります。塾の何が嫌なのか、現在悩んでいること、塾での様子や交友関係などを聞いてみましょう。
お子さんが悩んでいること、夢中になっていること、目標としていることなどを親子で共有し、理解することで、親として状況に応じた対処ができます。
欠席を早く把握できる連絡体制を確認する
無断欠席を早く把握するには、入退室管理システムや欠席時の連絡体制がある塾を選ぶ方法があります。入退室管理システムでは、子どもがICカードなどで入室を記録すると、保護者へ通知が届くものがあります。
ただし、未入室時の通知や塾からの確認連絡に対応しているかは、システムや教室によって異なります。塾選びでは、入退室通知だけでなく、予定時刻に来なかった場合の確認方法も聞いておきましょう。
転塾も視野に入れて学習環境を変える
通っている塾があわない場合は、転塾も視野に入れ、学習環境を変えることも対策のひとつです。
たとえば、お子さんが内向的で集団授業が苦手であれば、個別指導塾やオンライン塾に転塾することも検討しましょう。今の塾へ通い続けたい場合は、親子で事情を説明し、今後の通塾方法や欠席時の連絡について相談しましょう。
なお、オンライン塾のメリット・デメリットについては、下記の記事で紹介していますので、あわせてご覧ください。
子どもにあう通いやすい塾を「Ameba塾探し」で見つけよう
お子さんにあった塾を選ばないと、学力の低下やストレスによる不調を招くこともあります。塾選びに迷っている方は、複数の塾を比較できる「Ameba塾探し」がおすすめです。
Ameba塾探しなら、市区町村、地名や駅名、塾名、学年などから検索できるだけでなく、志望校や自習室の有無といった条件でも塾を探すことが可能です。また、塾の評価や口コミ、合格実績なども確認できます。
さらに「ぴったり塾診断」を使えば、6つの質問に答えるだけで、どのような塾が子どもにあうのかすぐにわかります。お子さんの性格や学習スタイル、現在のスケジュールなどを踏まえて、お子さんに最適な学習環境を用意してあげてください。



