中高一貫校では、学校ごとに英語の進度や使用教材が異なります。定期テスト対策、学校授業の補習、英検、大学受験など、目的によって選ぶべき英語塾も変わるため、知名度だけで決めないことが大切です。
本記事では、英語塾を利用するメリット・デメリットや、中高一貫校生におすすめの英語塾を紹介します。通い始める時期や、部活動・学校課題と両立するポイントも解説しますので、ぜひ参考にしてください。
- 英語塾とは?中高一貫校生が利用する目的
- 中高一貫校生が英語塾に通うメリット・デメリット
- 中高一貫校生が英語塾に通うメリット
- 英語4技能の習得につながる
- 大学受験対策になる
- 英語学習へのモチベーションが上がる
- 英語を専門に指導する講師へ相談できる
- 中高一貫校生が英語塾に通うデメリット
- 目的によっては指導内容があわない
- ほかの塾に通うと負担が大きくなる
- 中高一貫校生向け英語塾の選び方|5つのポイントをチェックしよう
- 目的│試験対策・受験対策など
- 授業形式│集団授業・個別指導など
- 費用│予算にあっているか
- 実績│成績アップや志望校合格の実績があるか
- 立地やアクセス│自宅や学校から通いやすいか
- 中高一貫校生におすすめの英語塾5選|英検対策ができる塾も紹介
- CBTイングリッシュ
- 英検アカデミー
- トリプレット・イングリッシュ・スクール
- 英検&多読の本格英語塾 ローカス
- 英語専門塾MICASA
- 中高一貫校生が英語塾に通い始める時期
- 中高一貫校生の英語塾に関するよくある質問
- 中高一貫校の難解な教科書にも対応できますか?
- 部活や学校の課題と塾を両立させるコツはありますか?
- 中高一貫校生は学習目的にあう英語塾を選ぼう
英語塾とは?中高一貫校生が利用する目的
英語塾とは、英語を専門に指導する塾です。学校の定期テスト対策、英検などの資格対策、大学受験、4技能の学習など、指導内容は塾によって異なります。
中高一貫校では、学校独自の進度で授業が進んだり、「NEW TREASURE」や「PROGRESS 21」などの教材を使ったりする場合があります。ただし、すべての英語塾が学校別教材に対応しているわけではありません。
英語塾が必要かどうかは、学校の授業への理解度や学習目的に加えて、費用、通塾のしやすさ、部活動との両立も含めて判断することが大切です。入塾前に、使用教材、試験範囲、現在の成績を伝え、学校別対策に対応できるか確認しましょう。
中高一貫校生が英語塾に通うメリット・デメリット
中高一貫校では、公立校とは異なる独自のカリキュラムで英語教育を実施している場合が多いです。英語塾で指導を受けるのが適切か悩んでいる方もいるでしょう。
そこで、ここでは中高一貫校生が英語塾に通うメリット・デメリットを解説します。
中高一貫校生が英語塾に通うメリット
まずは、中高一貫校生が英語塾に通うメリットを確認しておきましょう。
英語4技能の習得につながる
英語塾では、「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能を習得することができます。学習指導要領では、「聞く」「読む」「話す」「書く」の4技能を使ったコミュニケーション能力の育成が重視されています。
英語を学べる場所としては英語塾以外に英会話教室もありますが、英会話教室では「聞く」「話す」に関するインプット・アウトプットが中心です。
英語で必要な『聞く』『読む』『話す』『書く』の4技能をバランスよく学びやすい点は、英語塾の強みのひとつです。
大学受験対策になる
中高一貫校に通う生徒の多くは、高校受験をしません。 大学付属ではない中高一貫校では、多くの生徒にとって大学受験が英語を含む最初の本格的な受験になります。
英語塾で大学受験の対策をおこなっておけば、初めての英語受験に対する不安も少なくなるでしょう。
英語は、共通テストや各大学の二次試験でも重視される科目です。新課程入試では、読解力に加えて思考力や表現力を問う問題への対応も重要になります。また、英検では要約問題など形式変更がおこなわれているため、最新傾向に対応した指導が受けられるかを確認しましょう。
形式に慣れるという点や、英語力を伸ばすという点において、英語塾で大学受験対策をおこなうことのメリットは大きいでしょう。
英語学習へのモチベーションが上がる
中高一貫校に通っている方のなかには、英語に対して苦手意識を抱いていたり、思うように成績があがらず悩んでいたりする方もいるでしょう。
勉強に対して前向きになれるかどうかは学習環境も重要な要素ですが、学校の指導方法があわなかったり、英語教師との相性が悪かったりすると、勉強へのモチベーションもなかなか上がりません。
英語塾に通って学校とは異なる指導を受けることで、英語に対する苦手意識が減りモチベーションが上がることが期待できます。
英語を専門に指導する講師へ相談できる
英語塾には、ネイティブの講師や教員資格を持つ講師など、さまざまな講師がいます。とくにリスニングは、自然な発音の英語にいかに触れられるかが上達のカギを握るので、ネイティブの講師から指導を受けられる環境は貴重です。
また、講師の教え方や講師との相性によって、これまで苦手だった英語を好きになれる可能性もあります。相性のよい講師や自身のレベルにあった講師に出会える可能性があるのは、英語塾に通う大きなメリットのひとつといえるでしょう。
中高一貫校生が英語塾に通うデメリット
中高一貫校生が英語塾に通うことには多くのメリットがある一方で、以下のようなデメリットも考えられます。
目的によっては指導内容があわない
英語塾では「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能を鍛えられるといっても、指導内容は試験対策に重きを置いているところが多いです。
学校の定期テストや大学受験では、まだまだ「話す」技能に関する出題は少ないため、4技能のなかでも「話す」に関する指導の割合は低めです。
スピーキング能力を高めたい方は、英語塾よりも英会話スクールのように会話メインのところを選ぶとよいでしょう。
ほかの塾に通うと負担が大きくなる
英語塾は英語学習に特化しているため、ほかの教科の対策をしたい場合は通常の学習塾に通う必要があります。その場合、複数の塾を掛け持ちすることになるので、学校の部活動や課外活動がある場合はスケジュール的に負担になる可能性も考えられます。
また、複数の塾に通うことは費用面でも負担が大きくなることが予想されます。通常の学習塾でも英語の授業を受けることはでき、複数の教科を受講することで割引を受けられる塾もあります。
英語塾を利用するかどうかは、部活動や課外活動の状況、毎月の予算、通塾のしやすさを踏まえて判断しましょう。
中高一貫校生向け英語塾の選び方|5つのポイントをチェックしよう
複数の英語塾のなかから実際に通うところを決める場合、それぞれの塾を比較するポイントを把握しておかなければなりません。
中高一貫校生が通う英語塾を選ぶ際には、以下に挙げるようなポイントで比較検討しましょう。
目的│試験対策・受験対策など
まずは、英語塾に通う目的を明確にすることが大切です。塾ごとにカリキュラムや強みは異なるので、それらと自分の目的が合致する塾を選びましょう。
学校の定期テストの点数を上げることを目的としているのであれば、自分の通っている学校のカリキュラムに準じた指導をおこなってくれる塾を選ぶのがおすすめです。
受験に向けて英語力を鍛えることを目的としているのであれば、学校内容とはとくに関係なく、英語力の向上を目的としてカリキュラムを組んでいるところを選びましょう。
授業形式│集団授業・個別指導など
英語塾にも、集団授業・個別指導・オンライン授業などさまざまな授業形式があります。それぞれの形態で特徴が異なるので、自分にあっている授業形式の塾を選びましょう。
◆授業形式ごとの特徴
| 授業形式 | 特徴 | 確認点 |
|---|---|---|
| 集団授業 | 決められた進度で複数の生徒と学ぶ | クラスのレベル、欠席時の対応 |
| 個別指導 | 学習内容や進度を相談しやすい | 講師1人あたりの生徒数、担当制、料金 |
| オンライン | 移動せず自宅から受講できる | 通信環境、質問方法、教材の共有方法 |
たとえば、集団授業は同じレベルの生徒と学べるため、競争が刺激になる人に向いています。個別指導は、学習目的にあわせて内容を調整しやすく、自分のペースで進めたい人に向いています。オンライン授業は、自宅で受講できるため、移動時間を減らしたい人に向いています。
なお、スピーキングの授業の場合、ほかの生徒の前だと恥ずかしくて話せない方もいるかもしれませんが、個別指導の環境であれば話しやすいでしょう。
費用│予算にあっているか
通塾には、授業料や教材費などの費用がかかります。また、長期休暇時の講習に通う場合は、別途費用が必要なケースが多いです。
あらかじめ予算を設定しておき、その費用の範囲内で通える塾を選びましょう。受験前は対策授業や特別授業などが増えることも、考慮しておく必要があります。
実績│成績アップや志望校合格の実績があるか
英語塾によって、定期テストの点数アップや志望校合格などの実績は異なります。成績アップや受験合格などの目的を達成できる塾であるのかどうか、実績を参考に判断しましょう。
志望校合格などの実績は、公式サイトや塾前に貼り出している貼り紙、資料請求でもらえる資料などで確認できます。体験授業を受ける場合は、授業後の面談で確認するのもおすすめです。
立地やアクセス│自宅や学校から通いやすいか
塾に通うための負担やストレスは、なるべく抑えたいところ。自宅や学校から近く、通いやすい塾を選ぶのがよいでしょう。
自宅や学校から遠い塾だと、勉強に使える時間が少なくなり、通塾で体力を削られてしまう場合もあります。
塾に通ってはいるものの、疲れて授業中はほとんど眠っているようなことがあった場合、通塾の意味はありません。効率よく学習を進めるために、自宅や学校から通いやすい位置にある塾を選びましょう。
中高一貫校生におすすめの英語塾5選|英検対策ができる塾も紹介
ここからは、中高一貫校生におすすめの英語塾を特徴や強みとともに紹介します。
受験で有利になる英検の対策ができる塾も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
CBTイングリッシュ
CBTイングリッシュは、英検S-CBTに特化した英語塾です。公式サイトでは、受講者の学力と目標級にあわせた学習計画を作成し、1回120分の授業を案内しています。
英検S-CBTは4技能を1日で受験するため、英語力に加えてパソコンを使う試験方式への慣れも必要です。デジタル教材や模擬試験を使い、試験形式に沿って演習します。
CBTイングリッシュでは最短3か月での合格を目標に掲げていますが、合格や期間を保証するものではありません。対応級、授業回数、料金、受講方法を確認して検討しましょう。
英検アカデミー
英検アカデミーは、英検対策と学校別の英語対策をおこなう専門塾です。完全マンツーマン指導や対面・オンライン対応の有無、募集状況は変更される場合があります。受講前に公式サイトで最新情報を確認してください。
中高一貫校コースがあり、「NEW TREASURE」や「PROGRESS 21」などの教材に対応。学校の進度や試験範囲にあわせて相談しやすい点が特徴です。
英検は5級から1級までの講座や面接・ライティング対策があります。対応教材、担当講師、授業回数、料金は受講内容によって異なるため、学習相談で確認してください。
トリプレット・イングリッシュ・スクール
トリプレット・イングリッシュ・スクールは、中学生・高校生を中心に指導する英語専門塾です。無学年方式で学習状況を確認し、必要な範囲まで戻って個別のカリキュラムを組みます。
「PROGRESS 21」や「NEW TREASURE」を含む学校教材に対応しており、学校の授業や定期テスト対策を希望する場合は、使用教材と試験範囲を伝えて相談できます。
入塾前には4~7日間の無料お試しレッスンがあります。コースや授業時間は学習内容によって決まるため、体験後の提案内容と料金、通塾日数を確認しましょう。
英検&多読の本格英語塾 ローカス
英検&多読の本格英語塾 ローカスは、多読多聴と個別指導を組みあわせた英語塾です。テストの得点だけでなく、英語を実際に使う力を伸ばすことも目標にしています。
文法、英検、リーディング、ライティングなどを個別に指導し、洋書や音声教材を使って読む量・聞く量を増やす学習方法を案内しています。
学校の定期テスト、英検、大学受験のどれを優先するかによって学習内容は変わります。対象学年、通塾方法、授業回数、料金を問い合わせて確認しましょう。
英語専門塾MICASA
英語専門塾MICASAは、滋賀県大津市にある大学受験・英検対策に特化した英語専門塾です。JR瀬田駅から徒歩7分の通いやすい立地で、1講座最大10名の少人数制を採用。
生徒一人ひとりの理解度を確認しながら、文構造を意識した英文読解や英作文の添削、毎回のテストによる定着確認まで丁寧に指導します。授業前には60分の学習時間も確保。
発言が苦手な生徒も安心して学べる環境で、基礎から着実に英語力を伸ばし、志望校合格を目指します。
中高一貫校生が英語塾に通い始める時期
英語塾に通い始める最適な学年は一律ではありません。次のような変化が見られたときは、学習方法や通塾を見直すタイミングです。
早く通い始めれば必ず有利になるとは限りません。学校課題、部活動、睡眠時間を含めて、無理なく続けられる授業回数を選びましょう。体験授業では、現在の課題と目標までの学習計画を確認してください。
中高一貫校生の英語塾に関するよくある質問
中高一貫校生が英語塾を検討する際によくある疑問をまとめました。教科書への対応や部活との両立など、気になるポイントを事前に確認しておきましょう。
中高一貫校の難解な教科書にも対応できますか?
学校別教材への対応は、英語塾によって異なります。個別指導塾や中高一貫校生向けコースでは、学校の進度や教材にあわせて指導内容を調整できる場合があります。
対応塾では、学校の進度や試験範囲に沿って単語・文法などを学べます。入塾前に、使用教材と学校名を伝え、どこまで対応できるか確認しましょう。
部活や学校の課題と塾を両立させるコツはありますか?
スケジュール調整がしやすい個別指導塾や、映像授業を活用することで両立がしやすくなります。
中高一貫校は課題が多く、部活動もハードな場合があります。そのため、自分の都合に合わせて通塾曜日や時間を選べる個別指導塾が便利です。
なかには、欠席時の振替やオンライン受講に対応する塾もあります。無理のないペースで通える塾を選び、効率よく学習を進めましょう。
中高一貫校生は学習目的にあう英語塾を選ぼう
中高一貫校生が英語塾を選ぶときは、学校の教材・進度への対応と、定期テスト、英検、大学受験などの学習目的を確認することが大切です。
授業形式、通塾回数、料金、部活動との両立も比較しましょう。体験授業では、現在の課題を伝え、具体的な学習計画と総額を確認してください。
Ameba塾探しでは、学年や地域、授業形式などの条件から塾を比較できます。紹介した塾も参考に、自分にあう英語塾を探しましょう。
